活字中毒未満

元アルバイト書店員の気まぐれ読書備忘録

見ているだけで幸せな本

初めて紹介する本は何がいいかなと思っていたのですが、

1年半ほど前に、尾道にある路地裏の小さな本屋さんで見つけた本を。

 

「あたしとあなた」谷川俊太郎(ナナロク社)

 

この本、とにかく装丁から魅力的で

ほぼ一目惚れのジャケ買いというやつです(笑)

 

写真では伝わりにくいかもしれないですが、手触りが最高です

 

谷川俊太郎さんは、中学時代に「生きる」という詩にぐっと心を掴まれて以来、

定期的に触れたい気持ちがやってきます。

 

1冊2000円の詩集って、当時アルバイトで生活していた自分にとっては、

めっちゃ高価だなと思ったのですが、どうしても欲しくて買ってしまいました😂

 

読み切るのはほんと一瞬なんですが、これってどういう意味なんだろうとか

解釈を考え始めると何度も読めちゃうので、結果買ってよかったと思ってます!

 

本の帯には、装丁にこだわった担当者の思いも

私が働いていた書店は、こだわりの品揃えというよりも、

立地上、新聞広告の本や売れている本を揃えることに重点を置いていたので、

こうしたこだわり本を詰め込んだ小さな本屋さんを見つけるとわくわくしてました😊

 

先月広島から香川に引っ越したので、

この本を購入した本屋さんにはもう行けないのですが、

香川でも素敵な本屋さんに出会いたいなあと思う今日この頃です🎈

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏

はじめまして

人生初ブログを始めてみました、だいずです!

 

活字中毒です!と胸をはって言えるほど

たくさんの量を読むような読書家ではないのですが(笑)

(年間100冊とか読んでたのは、中学生時代だけ🤣)

 

それでも本好きが高じて、書店でバイトをしていた自分を表現できる

ちょうどよい言葉はないものかと「活字中毒未満」とタイトルをつけてみました!

 

伏線回収がきれいですっきりしたり、

心があったかくなるような読後感が良い本が好みです。

 

読むスピードが速いほうではないので

ゆるーくぼちぼち更新します🙌